オバマ大統領一般教書演説 2014/1/28 US time
JUGEMテーマ:外国語学習
オバマ大統領の一般教書演説
オバマ大統領の一般教書演説を11:00からNHK衛星放送で見ました。技術の進歩のおかげで、アメリカの放送と同時に見ることができるのは感激です。

一般教書演説は大統領が毎年行うことを義務付けられている演説です。オバマさんにとっては1年間の抱負を述べるチャンスになります。国民は、大統領が何か希望を与えてくれることを言ってくれることを期待します。
演説を聞いた限りでは、2014年の目玉となるキーポイントが感じられませんでした。当たり障りのないことを言っていて、感動させられる瞬間は有りませんでした。期待が高すぎた?グラミー賞の演出の感動的なところを見た直後なので、見劣りしたかもしれませんね。
でも、語られていた内容は素晴らしかったのですよ。Education, JOBS, すべて実現されれば理想の国が出来上がります。実行してくれることを祈ります。
特別席には、昨年話題となりオバマ政権に有利なテーマの人びとが招かれています。彼らにとっては、ものすごい名誉だと思います。最後はアフガニスタンで負傷した軍人コーリーのリハビリの話に続くスタンディング・オヴェイションがかなり長く続きました。彼は10度目の従軍で負傷したのです。紹介も含めて全部で5分ぐらいあったと感じました。このシーンが印象に残ったので、他はたいしたことなかったのかなー。
議員さんたちが立ち上がって手を叩く場面は、演説の中で何度もあります。その間は大統領が一息つけるのですね。オバマ大統領の第1回の一般教書演説では、20回ほど議員たちが立って拍手する場面がありました。最初は少し奇妙で違和感があったのですが、今ではすっかり慣れました。このほうが演説者と議員とのコミュニケーションがあって、日本でも取り入れると良いと思います。今年は回数がとても少なかったように感じました。
もう一つ印象に残ったのは、議会に最低賃金を1時間最低10ドル10セントに上げるように議会に求めたことです。議会が賛成しないなら、大統領令で最低賃金を上げるぞーとプレッシャーをかけていました。その前段で「フルタイムで働いているアメリカ人が貧困に苦しんではならない。」と説得していました。共和党に対しての挑戦状ですね。議会で共和党が反対して国民の期待に応えられない状況を作り出して、11月の中間選挙の共和党に対して民主党の支持を広げようとの考えが見えます。
実績を沢山あげていました。経済も盛り返してきました。しかし、国民はその恩恵を受けているとは感じていません。先進国の最低賃金をあげることは難しいと思いますが、ヨーロッパなどの先進国、そして特に日本も真似せざるを得ない状況を作るためにもぜひアメリカで達成してほしいものです。
アメリカは貧富の差が大きいのですが、それと同じぐらい日本でも格差が広がり、アルバイトで毎日働いても生活が成り立ちそうにないシングルマザーの家庭がつい最近NHKで紹介されていました。
外交に関しては、アジアについては(ほとんど)言いませんでした。内向きですね。
女性は同じ働きに対して男性の77%の給料しかもらっていない。MAD MENのエピソードから脱却しようとのオバマさんのコメントには笑えました。MAD MENはまだ男性がビジネスを支配している時代・社会を舞台にしているドラマです。我が家でも見ています。オバマさんが見ているのか原稿草案者が入れたのかはわからないけど、MAD MENがアメリカで良く見られているドラマだということですね。
オバマ大統領の演説は、みなさん慣れてきたと思いますので問題なく聞き取れると思います。慣れ過ぎていて目新しさが無いのか、中味が希薄なのか、僕にとってはオヤと感心させられるところが有りませんでした。気合を入れて聞いたのに拍子抜けしました。American Idolの審査員が良く言うように、何かが足りないと感じました。X-FACTORが感じられない、Believableでないですね。
2014年はアメリカの中間選挙の年。支持率が現在41%ぐらいだそうです。2014 is going to be a Year of Action!と言っていましたね。このまま決められないオバマ大統領状態が続くと、ずるずると支持率が下がり中間選挙でもねじれが解消されない結果になりそうで心配です。2015年もオバマ大統領が一般教書演説を行います。1年はあっというまに過ぎてゆきます。国民がもう少し将来に希望を持てているのでしょうか?
2016年は大統領選挙があります。次は女性の大統領が出ることに期待ですかね。
毎日新聞
http://bit.ly/1fmP47u
朝日新聞
http://bit.ly/LmPTSO

↑他の海外ドラマ・ファンのブログを見る
オバマ大統領の一般教書演説
オバマ大統領の一般教書演説を11:00からNHK衛星放送で見ました。技術の進歩のおかげで、アメリカの放送と同時に見ることができるのは感激です。

一般教書演説は大統領が毎年行うことを義務付けられている演説です。オバマさんにとっては1年間の抱負を述べるチャンスになります。国民は、大統領が何か希望を与えてくれることを言ってくれることを期待します。
演説を聞いた限りでは、2014年の目玉となるキーポイントが感じられませんでした。当たり障りのないことを言っていて、感動させられる瞬間は有りませんでした。期待が高すぎた?グラミー賞の演出の感動的なところを見た直後なので、見劣りしたかもしれませんね。
でも、語られていた内容は素晴らしかったのですよ。Education, JOBS, すべて実現されれば理想の国が出来上がります。実行してくれることを祈ります。
特別席には、昨年話題となりオバマ政権に有利なテーマの人びとが招かれています。彼らにとっては、ものすごい名誉だと思います。最後はアフガニスタンで負傷した軍人コーリーのリハビリの話に続くスタンディング・オヴェイションがかなり長く続きました。彼は10度目の従軍で負傷したのです。紹介も含めて全部で5分ぐらいあったと感じました。このシーンが印象に残ったので、他はたいしたことなかったのかなー。
議員さんたちが立ち上がって手を叩く場面は、演説の中で何度もあります。その間は大統領が一息つけるのですね。オバマ大統領の第1回の一般教書演説では、20回ほど議員たちが立って拍手する場面がありました。最初は少し奇妙で違和感があったのですが、今ではすっかり慣れました。このほうが演説者と議員とのコミュニケーションがあって、日本でも取り入れると良いと思います。今年は回数がとても少なかったように感じました。
もう一つ印象に残ったのは、議会に最低賃金を1時間最低10ドル10セントに上げるように議会に求めたことです。議会が賛成しないなら、大統領令で最低賃金を上げるぞーとプレッシャーをかけていました。その前段で「フルタイムで働いているアメリカ人が貧困に苦しんではならない。」と説得していました。共和党に対しての挑戦状ですね。議会で共和党が反対して国民の期待に応えられない状況を作り出して、11月の中間選挙の共和党に対して民主党の支持を広げようとの考えが見えます。
実績を沢山あげていました。経済も盛り返してきました。しかし、国民はその恩恵を受けているとは感じていません。先進国の最低賃金をあげることは難しいと思いますが、ヨーロッパなどの先進国、そして特に日本も真似せざるを得ない状況を作るためにもぜひアメリカで達成してほしいものです。
アメリカは貧富の差が大きいのですが、それと同じぐらい日本でも格差が広がり、アルバイトで毎日働いても生活が成り立ちそうにないシングルマザーの家庭がつい最近NHKで紹介されていました。
外交に関しては、アジアについては(ほとんど)言いませんでした。内向きですね。
女性は同じ働きに対して男性の77%の給料しかもらっていない。MAD MENのエピソードから脱却しようとのオバマさんのコメントには笑えました。MAD MENはまだ男性がビジネスを支配している時代・社会を舞台にしているドラマです。我が家でも見ています。オバマさんが見ているのか原稿草案者が入れたのかはわからないけど、MAD MENがアメリカで良く見られているドラマだということですね。
オバマ大統領の演説は、みなさん慣れてきたと思いますので問題なく聞き取れると思います。慣れ過ぎていて目新しさが無いのか、中味が希薄なのか、僕にとってはオヤと感心させられるところが有りませんでした。気合を入れて聞いたのに拍子抜けしました。American Idolの審査員が良く言うように、何かが足りないと感じました。X-FACTORが感じられない、Believableでないですね。
2014年はアメリカの中間選挙の年。支持率が現在41%ぐらいだそうです。2014 is going to be a Year of Action!と言っていましたね。このまま決められないオバマ大統領状態が続くと、ずるずると支持率が下がり中間選挙でもねじれが解消されない結果になりそうで心配です。2015年もオバマ大統領が一般教書演説を行います。1年はあっというまに過ぎてゆきます。国民がもう少し将来に希望を持てているのでしょうか?
2016年は大統領選挙があります。次は女性の大統領が出ることに期待ですかね。
毎日新聞
http://bit.ly/1fmP47u
朝日新聞
http://bit.ly/LmPTSO

↑他の海外ドラマ・ファンのブログを見る
Miscellaneous | permalink | cm | - | -