海外ドラマ de eigo33

私(『英語耳』著者)の英語の原点は洋楽・洋画・海外ドラマ。
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オーケストラ Le Concert

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    オーケストラ
    Le Concert

    フランスの映画つづきですが、ストーリーが単純なので言葉があまりいらない映画。Le Concertの前半はおもにロシア語、後半は舞台がパリに行くのでフランス語の映画です。

    というか!単純というよりもストーリーが巧みなので、最後には感動もの。最後のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の演奏部分は30回ほども見てます。ストレスがすっきりと癒されますよ。

    予告編 2:12
    http://www.youtube.com/watch?v=jyxtWUsvBBM

    ストーリー: 30年ほど前にソ連共産党時代の利権政治に逆らったボリショイ交響楽団の指揮者アンドレイは清掃係に格下げされていた。当時の伝説的な演奏をしていた楽団員もバラバラになりいろいろな職業で生活を支えていた。アンドレイはボリショイ交響楽団に送られてきたパリ公演の依頼を楽団に知らせないで、自分たちで昔の楽団員をあつめてニセのボリショイ交響楽団を仲間を集めて編成する。

    この様なことは、ほとんどありえないので、コメディ風の映画と割り切らないとついていけない。パリに着いてからのロシア人のいいかげんさは誇張されているでしょうが、こんなものなのかなー?

    冷戦時代の当時はソ連からフランスに渡航するためのVISAなどの手続きがどうなっていたのかはわからないが、困難を越えてパリに到着する。昔の楽団員は練習には来ない、観光、アルバイトに明け暮れるひどい状況が軽くコメディ風に描かれます。

    オーケストラ Wiki ↓あまり記述がありませんね
    http://bit.ly/1anayBP

    映画ハイライト、最後の14分がYouTubeで見れます。何度も見たのはこの部分です。全体を一度見ておくとこの部分に感動できます。
    http://www.youtube.com/watch?v=_UEs0aubxoY

    ↑演奏が始まると、各楽器の演奏がバラバラでひどい状態。聴衆が顔をしかめる。ヴァイオリンの独奏が始まると、三十年ほど前の絶頂期だった頃の本来の演奏をいっきに取り戻していきます。

    ヴァイオリンの独奏者にアンドレはフランスで新鋭のアンヌ・マリーを指名します。アンヌはボリショイ交響楽団の伝説的指揮者アンドレイと演奏することを引き受けますが、リハーサルの実態などから不信感を募らせる。

    ハイライトの演奏の中ごろから、アンヌ・マリーとアンドレとの関係が明かされる。アンドレがぼそぼそとロシア語なまりのフランス語で語る。

    30年前にソ連の圧政から演奏半ばで中断されたこのヴァイオリン協奏曲をアンヌの独奏とともに完璧にこなす。オーケストラ全体が30年前の状況を思い起こしながら一体化していく様子がたまらなく良い。

    本来は、ものすごい練習とリハーサルで仕上げた曲の演奏が感動を与えるものだが、この映画では故人となったソリストとの演奏の記憶が演奏の質を高めるというフィクションがBelievableで感動させられる。僕が単純なだけ!?

    アンヌ役のメラニー・ロランはヴァイオリンの演奏の真似だが、そこは目をつぶってフィクションの世界に浸れる。映画用に録音したソリストもすごい出来だ。メラニー・ロランは「イングロリアス・バスターズ」でとても良い演技をしていた。この映画もヨーロッパ言語が混じって話されるので外国語を学ぶ人にもモチベーションを高めてくれるだろう。しぐさの違いで国籍を見破られるところが興味深かった。ブラッド・ピットがコメディ風に痛快に演じていたイングロリアス・バスターズのこともいつか書いてみたい。


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